The Railway Walk

The Railway Walk
2024年
パフォーマンス、シングルチャンネルビデオ、07’21”

友人の死の知らせをきっかけに行ったパフォーマンス。山口は目的もなく森を歩くうちに線路を見つけ、そのままその上を歩き始めた。線路は迷うことを許さない。レールの上を歩く身体は、あらかじめ定められた方向へと導かれていく。一方で、森は彷徨いを誘う。この相反する二つの力の間で、山口の身体は緊張を孕みながら前に進む。人類学者ティム・インゴルドは、近代以降、人は道に沿って進む「徒歩旅行」から、点と点を結んで運ばれる「輸送」へと移されてきたと論じている。線路を歩く山口は、その境界線上に立っている。自らの足で歩きながら、同時に何かに運ばれてもいる。この両義性を、一方向に進む映像として記録した。

The Railway Walk(2024年)— 緑の森の中、草に覆われた線路の上を歩き去る山口累
The Railway Walk — 夏草に囲まれたカーブするレールの上を歩く足元のクローズアップ
The Railway Walk — 丈の高い草と白い花の中を通る錆びたレール
The Railway Walk 展示風景 — スタンドに設置されたモニターで上映されるシングルチャンネルビデオ

SCREENINGS

2025 Silent Interference / Turtle chamber project、桃園(台湾)

2024 Hazama Visual Arts Festival / ベルリン日独センター、ドイツ